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Wisora導入事例
株式会社ミソラコネクト
社内問い合わせが7割減。Slack連携で"聞く文化"がAIへ自然にシフト

株式会社ミソラコネクト
オペレーション部長
塚本 亮氏

「マニュアルを整備しても、忙しい営業には探して読むより聞く方が合理的。Wisoraなら人に聞く感覚とほぼ変わらずに答えが返ってくる。導入のハードルの低さが決め手でした」

Wisora活用のポイント

業務マニュアルからシステム仕様書まで
幅広いドキュメントを学習させ、
部署横断のナレッジボットを構築

Slack連携により、
社員が"人に聞く感覚"でAIに質問。
オペレーション部への問い合わせが
約7割減少

キャラクター設定のプロンプトで
社外秘情報の明記や
参照元の表示を徹底し、
情報の活用に役立てる

導入の背景

顧客対応と社内問い合わせの板挟みで、オペレーション部がパンク寸前

株式会社ミソラコネクトは、NTTドコモ網を活用したフルMVNOとして、モバイル通信サービス「M-Air」を提供しています。IoT/M2M向け通信から、法人モバイルワーカー向けのセキュアな通信、短期・スポット利用のプリペイドSIMまで、利用シーンに合わせた幅広いラインナップを展開。さらにMVNO事業支援(MVNE)として、事業者の立ち上げから運用までをワンストップでサポートしています。

同社のオペレーション部は、SIMやデバイスの注文から出荷、利用手続き、請求書発行、回線の開通・停止といったビジネスの根幹を担う部署です。顧客向けのオペレーション業務をこなしながら、営業部門の"バックオフィスすべて"も一手に引き受けています。

少数精鋭の体制で顧客対応を回す中、営業担当からも「この出荷はいつ?」「この手続きはどうすれば?」といった質問がひっきりなしに飛び込んできていました。顧客ごとに契約内容が異なり、1つの質問に答えるにも過去のデータを遡ったり複数のシステムを確認することになれば、調べるだけで30分から1時間かかることもあり、本来の業務を圧迫していました。

「朝、出社すると席に3人くらい待っていることもありました。質問や確認があれば、まずそこから仕事を始めることになります」と比嘉氏は苦笑します。

さらに、担当者の経験年数や知識差によって回答品質にばらつきが生まれ、何度も対応することになるケースもありました。

マニュアルの整備にも取り組みましたが、忙しい営業担当にとっては膨大なマニュアルから該当箇所を探すより、詳しい人に直接聞いた方が圧倒的に早い。問い合わせはなかなか減りませんでした。そこで手詰まりになっていたところに紹介されたのが、Wisoraでした。

導入の結果

問い合わせ件数が約7割減。
"まずWisoraに聞く"文化が定着

2025年秋の全社ミーティングで部署の課題を出し合った際、この問い合わせに要する時間についての課題があげられたことがきっかけでした。解決策としてソラコムからWisoraを紹介され、AIベースの類似サービスも調べた結果、機能面で最も要件に合っていたWisoraを採用しました。

決め手はSlack連携と管理コンソールの分かりやすさです。普段使い慣れたSlack上で、話しかける感覚でそのまま質問できる点が高く評価されました。

「普段聞いているような口調で、そのまま聞けるのが一番いいなと思いました」(比嘉氏)

導入にあたっては比嘉氏が基本設定を行い、約1ヶ月半のテスト期間で全社員にさまざまな質問を投げてもらいながら改善を重ね、本番リリースに至りました。チャットボットの設定を担当した比嘉氏は、普段はオペレーション業務に従事しており、こうしたツールの開発や設定の経験はありませんでした。それでも、Wisoraのスタートガイドやヘルプページを参照するだけで一通りの設定を完了できたといいます。

「ヘルプページを参考にしながら設定を進めていくと、AIボットが利用できるところまですぐにできました。専門知識がなくても直感的に設定できるのは安心でした」(比嘉氏)

導入にあたり、部署横断のプロジェクトチームを結成、学習させたデータは、オペレーション部やセールス部の業務マニュアル、技術部の仕様書、基幹システムの開発バックログまで多岐にわたります。各部署にマニュアルの提出を依頼し、部署名が分かるネーミングルールも統一しました。

「オペレーションのマニュアルから、通信システムの深い技術知識まで、しっかり学習させています。Wisoraは当社のことなら何でも知っている状態に近づきました」(塚本氏)

導入にあたって特に工夫したのが、プロンプトによるキャラクター設定です。社外秘情報を参照した場合はその旨を明記すること、参照元ドキュメントを回答の末尾に表示することを指示しています。

加えて、回答精度の改善にも取り組んでいます。Wisoraには、質問者が回答に対して「Good/Bad」のフィードバックをつける機能があります。この機能でBadと回答された質問の回答とその参照先を見返し、学習不足や情報の古さが原因で誤った回答が返ってきていた場合には、該当ドキュメントを即座に特定し修正できるようになりました。

「膨大なマニュアルの中から、どれが間違っているのかを一発で特定できるようになった。これはすごくありがたかったです」(塚本氏)

導入後、月あたりの社内問い合わせ数は約7割減少。テスト期間中の社内アンケートでも約8割が満足と回答しました。問い合わせの数が減っただけでなく、Wisoraが操作方法や参照先を案内してくれるため、営業担当が自分で情報を探せるようになったことも大きな変化です。

Slack上では、塚本氏が自分宛にくる質問をWisoraにメンションして同じ質問を投げることもあるといい、徐々に「こう使えばいいのか」と社内にも認識され、"まずWisoraに聞く"文化が自然に浸透しつつあります。

「一度使ってみると、『あ、こういうときもWisoraに聞けばよかったんですね』と気づいてくれるんです」(塚本氏)

今後の展開

社内の"良き同僚"から、
いずれは顧客向けサポートへ

今ではWisoraは、同僚の一人のような存在として社内に溶け込んでいます。気兼ねなく何度でも同じ質問ができ、聞きたいときにすぐ答えてくれる。人間とAIの距離が自然に縮まりつつあると塚本氏は感じています。

今後はまず、社内向けナレッジボットとして「Wisoraに聞けば分からないことはない」レベルまで仕上げていく計画です。その先には、顧客向けサポートボットへの展開も見据えています。

「顧客向けに外部公開するためには、コンプライアンスやセキュリティの要件がより厳しくなります。まずは社内向けで使い方をしっかり学び、応用として顧客向けを作っていきたい。人間よりも気兼ねなく聞ける、何回でも同じ質問を聞ける。そういう良き相棒として、これからも一緒に成長していきたいですね」(塚本氏)

株式会社ミソラコネクト

オペレーション部長

塚本 亮氏

オペレーション部 オペレーション課

比嘉 奈津美氏

https://misora-connect.com/

利用プラン

Wisora Starter

https://wisora.jp/